さばみそ日記

面白いか面白くないかは置いといて、読んだら何か言ってくれるとうれしいです。喜びでちょっと跳ねます。

努力は報われないことの方が多いけどやってみないとわからない

 今日は自分の今の状況を書こうと思います。

 私はあるスポーツをずっとやっていて、プロになるためにこれまでの人生の全てを捧げてきました。中学高校の学校行事はすべて試合を優先していたため参加せず、友達と遊ぶよりも体作りの自主トレーニングや休養、そして練習のために時間を使ってきました。練習に関しても、多少の熱や体のだるさではもちろん休まなかったし骨が折れても何とか固定してプレーしました。どんなにつらくてもトレーニングはやめず、将来はこの努力が報われるんだと思って常にどんな代償も払ってきました。ただ、自分には才能が足りなかった。どうしても埋められない壁があった。全ての人が努力で何とかなるわけないのはよく考えればわかることです。正直、こうやって書いている間も心が苦しい。これは自分を正当化しているだけなんじゃないか。本当は才能なんかなくたって、誰でも努力で頂上までたどり着けるんじゃないか、という思いが脳裏をよぎることもある。だけれども、私は声を大にして言いたい。人間にはやれることとやれないことがある。ただそれはやってみたからこそ肚の底からわかることでもある。私はここまで疑わずにやってきて多くのものを得ました。常識を打ち破ること。現実を見ること。問題には常に解決策があること。逃げという解決策もあること。私はここまでの人生に悔いはありません。明日死にますと言われたらそりゃあもっとあれもこれもやりたかったなとは思うでしょうが、それなりに満足して死ねると思います。

 話は変わりますが、独身ニート恋人なしほど執着するもののない状態も珍しいかもしれないと、自分がなってから思うようになりました。生活費が一人分ならリスクも一人分。安心や喜びみたいなものも一人分なのかもしれませんが、そのあたりが二人分になる感覚はよくわかりません。最近ぼーっと考えていると物事が恋愛に行きつきます。友達がいま付き合っている彼女は両親が離婚し、父親が母親に暴力を振るうのを見て育ってきたため男性に対して恐怖心を抱いているそうです。その話を聞いた友達は、自分がこの子を幸せにしてやらないといけないと思ったそうです。なんかいいですよね。そういう経験したことないな。これまでやってきたことについては勉強にしろスポーツにしろ劣等感を味わいつくしてだいぶ慣れた感があるのですが、こと恋愛に関してはまだこっぴどくふられたりよくわからん喧嘩で別れたりとかそういう経験が皆無のため、食わず嫌いでビビっております。これからは非常に大変な思いをすることになりそうです。何か新しい一歩を踏み出す大変さを痛感します。それでも日常は続きますね。皆さん良い一日を。