死ぬまで生きる
生まれたら死ぬ。それが僕らの人生でただ一つ決まっていることだ。
人生の解釈は千差万別。「どうせ死ぬ」という前提から思考を始めても、死ぬなら思いっきり楽しもう!というポジティブマンがいる一方で、死ぬんなら生きるだけ無駄じゃん。もう何でもいいや。と思う人もいる。人間は負の感情に引っ張られやすい。引っ張ると言えば、サンドウィッチマンの不動産というネタではちんこを引っ張りすぎるトミザワが出てくる。なぜ、どうしてトミザワがちんこを引っ張り続けたのか気になった方は、ぜひサンドウィッチマンのネタを見て確かめてほしい。
自分のためだけにある人生は、一つの人生だと思う。でも、他の人と関わって楽しさや喜びを共有できたら、その人生は二つになるんじゃないかと思う。生きる人は、たどった道を振り返って初めてこの道を来たのかと気づく。一番最初の旅行計画とは微妙に、いや、かなり違った道を来ていることがままある。果ては、どこにこんな道があったのだろうと思うような、予想不可能なところに立っていることもある。他人などどうでもいいと思っていた人でさえ、これまでの道のりで思い出さずにはいられない人がいるだろう。胸に手を置いて考えたらば、彼らの影響が自分に進む方向を示してくれていた、なんてことすらある。いいことをしようがわるいことをしようが死ぬのだからそんなものに意味はない!そう思うなら、好きにするのも一つの手かもしれないな。僕はやらないが。
僕の人生の流れのなかで、今感じていることがいくつかある。それは、
多くを求めない心がいかに自分を満足させるかということ。
どうやっても無理なことがたくさんあると知ること。
幼心に感じた不満や怒りは忘れずにとっておくべきだということ。
泣きたいときは泣いていいと知ること。
寄り添うことは時に、適切なアドバイスをすることの何倍も、傷ついている人を癒す力があるということ。
当事者意識というのはいかに脆く儚いものかを知ること。
物事を選び取る勇気を持つこと。
何事も両極端を知ったうえで真ん中に戻ること。
何事も良い面と悪い面の両方を見つめること。
イチ注意したらサン褒めること。
格言は結構的を得ているということ。
僕と全く同じ人間が一人もいないように、僕と全く違う人間も一人もいないということを覚えること。
2017.7.21